サキ

心の奥の、
最初から何か意味深な文章で綴られたこの小説。
それは、今までに無かった「心の闇」について。正直、私は嫌いではなかったです。
むしろ、こんな小説を心のどこかで待ってたのかもしれません。

誰にでも、闇の部分は存在する。
だから、それを隠すために、偽るために、少しでも飾るために人は光を求めるんだというのが私の考えです。
だから、ゆりさんを批判したりはしません。

改めて考えさせられる「闇」の部分。
私でも、共感できたお話しでした。孤独だとか、生と死だとかそんな物ではなくて、触ったらすい込まれそうな自分の奥底に、私も向き合いました。
だからこそ、この小説をすすめたいです。

少しでも「闇」の部分が人に伝わるように・・