作品コメント

身近な恐怖
私は何かあればすぐ病院に行きますけど…インフルエンザ予防接種も受けてますけど…安心はできないのだと思い知らされました。
ストーリー展開も無駄がなく、スムーズに引き込まれました。
作者さんがきちんと専門知識を持った上で書かれているのも良いと思います。

怖かった
まんまと作者の狙いどおりに……。

少しずつ壊れていく日常が感じとれる作品でした。

身近な問題だからこそ、より恐怖に震えました。

啓発を目的に書かれているようなので、ドラマチックとは言えませんが、それがリアルな恐怖として心に留まり、なんともいえない不安に支配されてしまう怖い作品でした。

病院嫌いだけど、これからは行くようにします(^^;)

身近な見えない敵
ただの風邪…
そう思っていたのに、身近な人々が次々と命を散らしていく。
それは一体、どれ程の恐怖と孤独をもたらすのだろう？

読み始めた時、淡い恋が芽生えたかと思ったが
それは儚く消えてしまった。
またそこが現実味を与え、読み手を引き締めたのでは無いだろうか？
場面場面の主役の交代で所々気になる箇所は有るものの
筆者のウィルスについての知識力が与える緊迫感…
薄い知識ではこの半分も緊迫感を与える事は出来ないと思う。

身近な見えない恐怖を描いた物語と言うのに
どこか心地良い緊張感を感じてしまう。
読み手を飽きさせない魅力的な物語。

あなたの隣の人は
咳をしてませんか？

…あなた自身は？


……そして、ソレは…

本当に

カゼデスカ……？

ある意味怖い…
風邪…
病気…
咳…
身近すぎて、奥にどんな危険が潜んでいるのかわからないものです。
近年流行しているとは言え、ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞにかかったと言えど、死を意識する人は少ないことでしょう。
ある意味、ﾎﾗｰを超える恐怖感を味わいました。
世の中が抱える問題点を、忠実に示した作品だと思います。

クロロ先生
な…なんじゃこれは…
素晴らしすぎるのじゃ‼‼‼

規模がデカイ‼

これ本になっても良くない？

ワシ買うけど‼

映画にしても絶対ヒットすると思うけど‼

ストーリーが良いのじゃ‼

携帯小説ってこんなにレベルが高いの？ワシがまだ読んで無いだけか‼

このレベルの小説はゴロゴロあるの？

身内ひいきじゃないぞ‼

ワシ正直者なのじゃ‼

どんだけ仲良くても友人でも嘘のレビューは絶対書かん‼

最後に…まるでハリウッド映画を見てるようだった、規模のデカさだけなら西村京太郎さんのゼロプランや華麗な誘拐と同等と判断！４つ星をつけるに値する作品だと思ったのじゃ‼

2007,10,26

あらためて
身近な病気でも死ぬ可能性があることがあらためてわかった。
話の構成が良かった、ただ最初に身近な人達のほとんどを一気に死なす必要はないと思う。

それは本当にただの風邪なのか？
頭が痛い。
熱が出た。
咳も出る。
喉が痛い…

等の症状、所謂「風邪をひいたみたいだ」っていう感じ。

寝てれば治る、薬を飲めば治ると思いがちですよね？

でもそれは本当に風邪なのか？
病院に行った方がいいんじゃないか？

…病院に行っても治らないんじゃないか…？

普段、我々が甘い感覚で病気に接しているのを見直させる、そんな怖さがこの小説にはあります。

ホラーとはまた違った身近で有り得る「怖さ」、貴方も体験してみて下さい…。