わたし、
坂根杏、20歳独身。
―――少年院で働いてます。
『私は正義の味方じゃないよ。子供達の味方。』
小さくて、童顔で、子供みたいな刑務官。
『俺、後悔してる。お前と、こんな出会い方したくなかった。』
愛する心を、輝く瞳を失った少年、唯太。
2人の許されない恋。