星に想いを

作者ゅぅゎ

幸せな家庭を夢みて子供に恵まれた私達だった。でも幸せは長くは続かないんだと私は幸せになる権利がないのではないかと

私は25歳。4月に小2になる娘が居る。

私は母親とゅぅょり、父親の様なもの。

母子家庭で私は働き家庭を支えている。

あれは四年前の事だった。


いつもの様に旦那は作業服にお弁当を持って

『行ってきます』

『行ってらっしゃい』と仕事に出掛けていった。

それが最後の会話になるなんて想像もしていなかった。

塗装業で働いていた。高い足場に上り皆の家を綺麗に塗り替える。それが旦那の仕事。

綺麗になった家に住む、喜ぶお客様の顔が嬉しいと、誇りにしていた職だった。