ガラスの国のオヒメサマ

作者愛莉




恋愛?


そんなモノたかが知れてる。



ただ、尊敬や

羨ましさから生まれる感情を

勘違いしてるだけ。


その証拠にホラ。


わかれた途端

お互いの相手の愚痴が

止まらないじゃない。


あんなに顔真っ赤にしてたくせに。



そんなの偽物じゃない。


偽物なら

あたしは

いらない。






心がいつからか

ガラス

の様になったあたしを

こう言う。


ガラスの国のオヒメサマ


と…






いつか、だれか

あたしを見つけて………