かつてみたあの景色は、

作者小山 りこ




真っ白な画用紙に

色を塗ったあの頃も、


はしゃいでケンカして

ふて寝したあの頃も。




大切な大切な、あたしの一部。








かつてみたあの景色は、



( 今も変わらず、 )

( 待っている )





皆が聞いたらきっと

大きな口で笑うんだろうな。



それでも、良いんだ。