君が、
目の見えない 俺の世界を、染め上げた。
出合ったあの日から、俺は君のすべてが欲しかった。
君を鎖につないで、
俺の闇に閉じ込めてしまえたら。
世界を泳ぎ回る君を
俺の腕の中に閉じ込めてしまえたら。
俺は 世界のすべてを
手にいれた 気持ちになれるだろう。
君が欲しい。でもそれは、許されないことなんだ。
「初恋のアイ色」の彼。
アイクの心情です。
目の見えない彼が、そのために大好きなルカに告白できない心情。
こちらのみでも、分かりますが、「初恋のアイ色」をお読みいただきますと、いっそう楽しめるお思います。