救世主は君でした。

作者水咲 ゆう




最近は、どこにいても


息苦しくて


呼吸の仕方も分からなくなって



吸って吐いて

吸って吐いて、を

意識的に繰り返して



喉は渇いて

目も乾いて




まるで自らの手で

首を絞めているような



そんな日々です。





でも私だけじゃないから

こんな思いをしているのは

私だけじゃないから




今日も私は生きをする。

生きて息を生きを、する。




大丈夫、を

繰り返した。



過去の自分がいたけど、



今は、もう

どんなに泣いたって

そんな嘘はつけそうにないんです。