あの星のように。。

作者千夏もも




       大好きだった兄


       たった一人の兄弟


     優しくてかっこよかった彼は

     いつの間にか大嫌いになった。





        「私は大嫌い。

      父さんを捨てたやつなんて」

          永峰 翼


           ×


    「もう信じてもらえねえのか…?」

          永峰 空







      それでも心のどこかで


        あの頃のように


       戻れるって信じてた。