君の隣は特等席

作者菜子

隣にいるのは当たり前



お互いなんだって知ってる



でも幼馴染みで止まったまま



先に進むには『好き』のふたこと



それだけで私の世界は色づく

もう少し。



あとちょっと。



私の一歩で、この想いは届くかな



目を見て



名前呼んで、振り向いて、笑顔になって



それだけで泣いてしまいそうなくらい



好きで……好きすぎて、ツラいんです



でも私達の関係は幼馴染みで止まってる