オンナノコのキモチ

作者かなめ

今まで告白されて、両想いになった男は、散々居た。

でも、どの男も普通な気持ち。。

特別「好き」だと思ったことは一度も、なかった。


「愛」



愛されるために「愛」...。



確かに愛された。

あたしは何とも...「好き」という気持ちを、

捧げてあげていなかったのに。

幼馴染の潤に告白されたのは、

幼稚園の頃・・・。

顔が言いわけでもなくて、

優しいわけでもなくて、

強いわけでもなかった。


あの時は、




「愛されてればいい」



そう思っていたのかもしれない。