「俺、有果さんが好きなんです。ここに入った日からずっと。ずっと好きでした。」
「………」
「俺じゃ、ダメですか?」
今の私にとって一番欲しい言葉をくれたのは、2歳も年下の男の子だった。
どうしてこんなにも、君が好きなのだろう。
19歳の大学生有果と、17歳の高校生夕陽。
もっと近付きたいのに、あともう一歩近付くだけなのに。
その一歩がこんなにも遠い。
「俺、有果さんが好きなんです。ここに入った日からずっと。ずっと好きでした。」
「………」
「俺じゃ、ダメですか?」
今の私にとって一番欲しい言葉をくれたのは、2歳も年下の男の子だった。
どうしてこんなにも、君が好きなのだろう。
19歳の大学生有果と、17歳の高校生夕陽。
もっと近付きたいのに、あともう一歩近付くだけなのに。
その一歩がこんなにも遠い。