ドキンドキン
胸が高鳴る。
これが最初で最後。
大丈夫、ずっと一途に想っていたんだか
ら……
「柳くん!!」
言うんだ……
「うん?」
言うんだ……私……
「わっ、私ね……」
言うんだ。
「柳くんのこと、好きなの!」
お願い、この想い柳くんに届いて――