空と祐一の 出会いと別れ。 少しずつ 前に進み出した 空を待っていた 切ない真実とは。
あなたは今
笑っていますか?
『空…っ俺は…』
あの日あなたはあたしに
何を伝えようとしていましたか?
もしもあの時
あなたと向き合うことが
できたなら。
あなたを抱きしめることが
そんな後悔をしたって
もう遅いのだけれど。
後悔せずにはいられなくて。
18歳になった春。
あなたはもう
ここにはいないのだから。