休日の昼。ごく普通の女子高生“春瀬ひより”は気晴らしに出掛けることになり、人混みで溢れていたひよりにキス魔が襲いかかり――……





――――『俺が護る』




――――『俺にしか護れねぇ』





二人の双子はまったく違えどもまったく同じで、




私はいつしか二人に

惹かれていた。





『お前は 君は

どっちを選ぶんだ?』






『私は――……』






究極の選択肢。

どっちかなんて選べない。