非日常売りの少女

作者氷柱

「春の暖かい空気が来る前に、私を消して下さい。さもなくば、あなたが消える事になります。」根暗な高校生、文倉裕貴は非日常を売る少女と出会う。

「春の暖かい空気が来る前に、私を消して下さい。さもなくば、あなたが消える事になります。」


そう言って笑う女が目の前にいた。


その日の出来事から、根暗な高校生、文倉裕貴は非日常に巻き込まれていく。