リリィ

苦しくなった
何気なく読み始めたんですが、話に引き込まれてラストまで休む事なく読みました。あたしにも罪と呼べるこんな恋愛経験があります。こんなにも綺麗な内容ではないし所詮世間一般から呼ばれる醜い恋愛、許さない恋、恋愛ゴッコだったのかもしれません。でも小説の中で水織の気持ちが痛い位にわかり、当時の自分と重ねては涙しました。そしてミナの想いや、水織に向けられた言葉の数々…読んでいて切なくて苦しくて涙が止まらなかった。とても奥が深い小説でした。