祖父の死で、父の田舎に引っ越すことになってしまった少年、渚。しかしそこは想像以上の田舎だった。絶望した渚は、夜の海で神秘的な少女、蛍に出会い…。
君と出会った、一度きりの夏。
あんなに切なかったのも、あんなに泣いたのも、きっと最初で最後だった。