絶望への階段をこくこくと登り続けていた坂田帝。
大好きだった親友にも裏切られ、悲しみのどん底に落ちていった……。
帝しかいない悲しい教室に一匹の白い兎が現れた。
その兎に導かれ……いつかにか着いたのは大きくて不気味なトビラ………………。
兎はそのトビラを開け…トビラの向こうに行ってしまった……
帝は決意を決め、トビラを開け一歩踏み出した。
そして帝の愉快で危険な冒険は始まる―……………。