一生君を愛します

作者舞姫

          





「結婚式の誓いの言葉って信じる?」 


「誓いの言葉?」


「汝、この者を一生愛すると誓いますか?」



このときの僕らはまだ

明るい未来を想像していて

儚すぎるほどに

―純粋で

―曇りがなくて



「誓いの言葉なんていらないよ」


「なんで?」



ただ、もしもあのときに戻れるのならば

僕は君に、神様に、誓ってしまうかもしれない。