【Killing Doll】

作者えっちゃん

私は人形。感情を持たない私は殺すのにも感情を持たない。笑う、泣く、怒る、喜ぶ。言葉を知っていても、私が知っているのは『殺し方』だけだから――――。

「愛してよ」


「死ぬほど愛して」



ワタシヲ、アイシテ――?



『Killing Doll』


キリングドール。

そう、殺人人形。

それが私の通り名。








そこで出会った一人の男性。

その男によってドールの運命は

捻じ曲げられていった―――。