砂時計の時計は止まっていても、
「この時計にはね、針がないの。」
「だから時間に縛られる事はないわ。」
「恋人たちの砂時計はね。
砂がなくなっても平気なの。」
「ひっくり返せば、
二人の想い出だけが蘇るのよ。」
杏はそう言ってオレに砂時計を渡した。
あの日、2007年7月7日
オレはプラネタリュームの会場にいた。
オレの20歳の誕生日まであと3日。
オレはそこで、一人の少女に出会った。
やがてオレたちは恋に落ちた。
砂時計の時計は止まっていても、
「この時計にはね、針がないの。」
「だから時間に縛られる事はないわ。」
「恋人たちの砂時計はね。
砂がなくなっても平気なの。」
「ひっくり返せば、
二人の想い出だけが蘇るのよ。」
杏はそう言ってオレに砂時計を渡した。
あの日、2007年7月7日
オレはプラネタリュームの会場にいた。
オレの20歳の誕生日まであと3日。
オレはそこで、一人の少女に出会った。
やがてオレたちは恋に落ちた。