自分の足で進むから

作者慧凛

確かに親は有名な人。

だけど、私は七光りなんかじゃない。


自分の力で、自分を築きたい。


芸能界に入りたくて入ったんじゃない。

お兄ちゃんには大学に行って欲しくて…


お金がなかったから、私は親と同じ世界で自分も働くことになった。



だけど、あんな情けない人のコネだなんて思われたくない。


…私は私の道を進む。

芸能界でも、やっていける。