「はあ~最悪~はなれちゃったね。」
そういって愚痴をこぼす私は━菊井彩樹━
「まぁまぁ、体育の時はいっしょじゃん!」
さっきから落ち込んだ様子も見せずはしゃぐ彼女は
━光井遥━
「いいなぁ遥は。大好きな森口といっしょで。」
そういって茶化すと彼女の頬はピンク色に染まりさらにテンションがあがった。と、思ったら、
「ゴメン!これから塾いくね!また明日!」そういって風のように走り去ってしまった。