彼は見知らぬ電車の中で目を覚ました。

暗い暗い闇の中を走る電車の中で・・・。


そうして始まる『彼』の物語。電車の中で知り合うどこか訳ありな人々、そして『彼』が奇妙な懐かしさを感じる『車掌』・・・。

『彼』と彼等が語る話しやや不思議な体験を綴り、終着駅まで人生について、生きることについてを考える。