これは、心に関する小説です。
疲れた青年サラリーマンが、ふと立ち寄ったバーで不思議なトーテムポールと出会う。
そのバーで「心を磨く旅」の噂を聞き、旅に出ることを決意した主人公。
バーにいた、黒いおじさんは言った。
「『心』は、人の中にありながら、人と人の間にある空間を満たし、つなげることができる。
つまり心は、人と人との間をつなぐ、極めて重要な唯一無二の有機体なんだよ。
心が無ければ、人は単なるヒトでしかない。心があって初めて、ヒトは人間たらしめられるんだ。そうは思わないかい」
ちょっぴり不思議で、奇妙で、かわいくて、ほろっと泣けて、読み終わった後に何とも言えない満足感漂うようなお話(にするつもり)です。
日々に疲れている人、元気が欲しい人は、是非読んでみて下さい。
※この小説はフィクションです。物語中に出てくる人名、作品名などは、実際のものと一切関係ありません。