監禁された少年の話。未完ですが、土日に少しづつ更新してきます…。

監禁系小説。

幼馴染の少女と『ボク』の奇妙な監禁生活。


「ボクは外を見るのが好き。露はボクに外に出させてくれないから、ボクは窓から外を見る」


ある日突然消えてしまった日常。

少年、雨は少女、露に監禁されてしまう。

けれど、露は逃げられない。


「雨は、私と一緒にずっといてくれるよね?」


始まりは晴れた日。

露の家が、焼けてしまった日。

その日から露は壊れてしまった。


「雨兄さんを返して」


雨の妹、雫はナイフを持って兄を探す。

露を殺して雨を返してもらうために。

闇の中、ナイフだけが輝いた。