水無月ありす。
想像の世界に憧れるが、人見知りが激しいのがたまにキズ。
そんな少女は、不思議な国に迷い込んだ。
そこで待っていたのは少し奇妙で、優しい住人たち。
「もー、ありすさん愛してる!」
「兄さんいい加減にしてよぉ!」
白兎の兄弟。
変態な兄モーリスと少しキツイ弟サヴェーリ。
「ありす、真実をしりたいとは思わないの?」
謎めいた言動のチェシャ猫マルグリット。
「ふん、なんだ小娘。オレの美しさに恐れて動けぬのか?」
自信家な帽子屋ノア。
「いい加減にしろよノア。あぁっ、ミミル!紅茶こぼすなよ!…ごめんなぁ、ありす。さわがしくて…」
苦労人な三月ウサギアルヴィーン。
「おはようありす…。ボクと一緒に寝てくれる…?」
ふんわりした癒し系なミミル。
「なんや、珍しいお客さんやなぁ。ようこそオレの城へ!」
サボリ魔な王様ハーラルト。
ありすは真実を知ることが出来るのか…?