清乃

けなげ
「高嶺の花」@男バージョンの達男を健気に追いかけるカリナの物語。


バカ女カリナは健気で応援したくなるキャラ。バカ女だけど心根は腐っておらず最後は好きな男の「本当の幸せとは何か?」ということをキチンと考えられる部分に親友キヨミ同様、呆れながらもなぜか見捨てられない存在だ。
「あたしはどうせバカだから……」と諦めたりせずチャレンジしていく姿勢、そして振り向いてもらう為の努力は惜しまない、そんな健気なカリナに神様は次のチャンスを落としてくれた。
周りに止められまくった達男との恋によりステップアップしたカリナは必ず幸せになれるだろう。


「形から入った」達男との痛みを伴う恋に恐れずに向かっていくカリナは自らの血をもって内面を潤わせ「相手を思いやる心」を知ったから。
諦めるのは簡単だし、傷つくのは誰だって怖い。だけどカリナを見ていると痛みを知った人は深みが出て味わい深く、結果的に魅力的となって恋への近道となるのではないか?



バカ女カリナに幸あれ!