そこに善意も悪意も無い。

ただ意図的に新たな分岐点を用意する。行くか行かないかは勝手…そこに彼女の決定権は無い。


神でも邪なるモノでも無く、本当の名前も存在しない。

ただ…待っている。彼女はそれを昇華と呼んだ。

可能性のある物語を捜して…


來未をめぐる長編・全二章終了

(廻る分岐の物語編より)

これからは時々短編で上げていきます

(他オリジナル小説の一部とリンクしている部分があります)