Ryu West

等身大の可愛い青春模様♪
なかなか自分の気持ちに素直になれない、恋する女の子たち。
そして、崩壊寸前の家庭環境に心を痛めている、妹思いの優しい男の子。

そんな等身大の悩みを抱えた中学生たちが織りなす青春模様を温かい目線で描いた作品です。

登場人物の心の機微の描き方や情景描写がとても上手くて、読みやすかったです。

ふだん笑わない男の子の「不器用な笑い」を自分だけのものにしておきたいと願う乙女心はとっても可愛いかったし、「夜空に輝く星の明るさは人の心の届く丁度良い明るさなんだ」……という表現はとても心に残りました。

澪ちゃんと藤本くんの恋が今後どのように展開していくのか、とても気になります♪