無垢なもの

作者asako

木藤祐介(きとうゆうすけ)、28歳は数学科の高校教師。美人で、教育委員会理事長の愛娘、霜田遊希(しもだゆうき)との婚約が迫っていた。

あるとき、祐介のアパートの隣の一軒家に一人の少女と、年配の美人女性が引っ越してきた。少女の名前は福島ななみ。隣の家から聞こえてくる、ななみのピアノの音色に祐介の心は惹かれていった。