恋愛バトン。第壱話

作者水蘭

何度別れても、【想い】はずっと貴方へとーー…。


遥か昔から、心の奥深くに刻まれた【想い】


時代を経てなお紡がれる、哀しくも優しいモノガタリ。





――受け継がれるモノがある。





ときに『物』であり、ときに『言葉』であり、





ときに『想い』である。





バトンのように受け継がれる【それ】は、





たった今、この瞬間も





どこかで、受け継がれているのである――。