†大切なモノは?†

作者ツバキ





天から舞い降りた・・・いや、別に舞い降りてきては無いけど・・・


中学校3年生、入試を控えた少年の前に現れたのは、可憐な少女(悪魔だ)。


彼女が言うには、悪魔とは人間の『大切なモノ』を盗み取り、我がモノにしなければ消えてしまうらしい。


「あ~そう、ふぅん、じゃ~ね」


「貴方が私の正体を知ってしまったなら仕方がないわね」



・・・・・・・こうして、人間少年と悪魔少女の微妙な暮らしと関係が始まる。