雪灯篭の消える時

作者舞夜じょんぬ

自動車免許取得合宿をきっかけに新しい恋を期待するゆみだが……。アンハッピーエンド、五十枚前後です。

高校三年、冬。

合宿で自動車免許を取るべく、ゆみはひとり、雪灯篭の町へ向かう。大好きだったけれど、届かなかった恋を忘れるために。


新しい恋の予感は、確かにあった。

不器用ながらも届く予感は、あったけど。


ほろ苦い二月の、ささやかな片思いの記録。


原稿用紙五十枚です。