空は笑えど~路上の空花~

作者大山果保

桜階段の終点で出会った雪月に雄志は・・・

そこかしこに、


桜が蕾をつけていた。


すべて・・・・・・桜の中だった。


花が散るときも、


葉を、茂らしている、ときも・・・


たしかに俺達は生きていて、


ずっと、ずっと、


・・・探していた。



くだらないこと。




≪言葉≫は何故存在するのか。


そんな・・・・・・















くだらないこと。