雪月の波乱の中・高生時代。家庭内の虐待から人間恐怖症となった雪月は、恋をしたことで少しずつかわろうとし始めていた・・・。
「生きる」ってなんだろう。
「死ぬ」ってなんで悪いことなんだろう。
自分だけが辛いわけじゃないくらい
………分かってた。
それでも、甘えて、
駄々こねていたのは、
……単に私が、
こどもだったからなんだ。