私は幸せだった。
もうなにもいらないと思うくらいに。
大切なあの人がいて、
あの人の仲間がいて、
自分の居場所があって。
でも、ある日私は囚われてしまった。
その日から、私はすべてを失った。
あの残酷なほど綺麗な顔をした……
悪魔によって…
「助けて… や、ヤダよ…」
「俺から逃げられると思ってんのか?
お前は、俺のものだ…」