「ケモノ食うケモノ見たいか」獣避けの歌を人には歌ってはいけない。「彼女」を快く思わない私の姉は「彼女」を陥れた為に古い地方に伝わる獣歌の恐怖にさらされることになる。
習字教室に通っていた私はうさぎの髪留めをくれた彼女と仲良くなるが、姉からあの子とはかかわらないほうがいいと警告される。やがて、姉は私の知らないところで彼女を陥れる計画を進める。濡れ衣を着せられた彼女は人には歌ってはいけない獣歌で姉たちに復讐を始める。