忘れられない唯一のカレはかつて自分から手を離した人だった。
自分からあの日去ってしまった事
5年もたった今でも昨日のように思い出す・・・
そんな女々しさに自分で自分を自傷的に
薄く笑ってしまいそうになる
でも、今でも忘れられない彼がいるのは
本当で、
あれからカレを忘れようと何人か
付き合うまでいっても結局無理だった男。
その名前を小さく呟いた・・・
和樹・・・。