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 時間を戻すことも

 友達でいることも


 出来ないことだって

 分かってはいる




 「好きだよ。」



 本当の意味を知らずに

 そう繰り返していた



 ―――― 私達





 口の中で弾ける

 ラムネのように儚い

 あの時間


 親にも言えなかった

 あの喜び




 貴方は、きっと

 忘れていくんだ



 私、独り残して ――