雷狼火(※大幅内容修正※)パス解除!

作者勾月


雷鳴のごとく光はなち舞い降ちし



飢える獣のごとく一人を好み



燃え盛る炎のごとく熱く生きしもの


その者の名を闇は雷狼火と呼んだ。

  • コメント
  • スタンプ
  • しおり5





「俺の命は仲間のためにある…」







仲間の為に闘い


仲間の為に散っていった男






“白狼”







そんな男の後を継いだのは


気高く美しい少女







稲穂のような黄金の髪








夕日のような美しい瞳








白銀の衣は大地をかけ








“少女”の存在を地に轟かせた






そんな少女を人々はこう言った








“賢狼”