ある夜あたしを抱きしめた


水もしたたるいい男




「やっぱりお前が好きなんだ」




雨の音と一緒に


低く響く男の声に





あたしは


あの夜から


堕ちてたのかもしれない








思い通りにいかない


お前がきらい