いつも平坦でない道を歩く

作者

本当のことはいつも後から気がつく。


遼太郎が久美を振って数年後、その別れの原因となったことが自分の誤解によるものだということを、友人の何気ない一言より知る。


別れた後も、久美を想い続け、3年という月日を歩いてきた遼太郎。


遼太郎は真実に愕然とするとともに、深い悲しみと後悔に苛まれはじめた。


真実を知った遼太郎はどうするのか。



主人公の遼太郎の視線に立って描く、悲しく切ない小説。