ヒステリックガール

作者ナミ

「やめてよ、わたしを手懐けたなんて勘違いしないでっ!!!」






「大丈夫、おいで…」





傷つくことを恐れて

人に心を見せない哀-あい-


近づくと爪をたて引っ掻かき

警戒し怯える瞳はまるで

捨てられた猫のよう..






「お願い…離れていかないで…」