新撰組一番隊組長沖田総司は穏やかで優しい好青年だと京では評判だった。
だが、その評判には裏があった。
彼の性格はいわばツンデレであった。
何故京では良い性格だと言われていたのかは新撰組の評判を下げない為の隊士達の策略だった。
そんなツンデレ総司はモテた。
だが総司は全く女性に興味が無かった。興味があるのは人を事だった。
そんな彼に春が来た。だが相手は芹沢鴨の妹であり山南敬助の妻であった。
全く波瀾万丈な天才剣士さんである。