どこまでも青い空

作者夏野 雪

~プロローグ~


どこまでも続く青い空。


僕等は、その青い空の下で出会った。


あれからもうすぐ5年が経つ。


君は今、何を思って

    何をして

    何を感じ

    どこにいるんだろう。


君はまだ、僕のことを覚えているだろうか。


君の中で僕はどんな存在として残されているんだろう。


そんなことを思いながら

今日もいつもと同じ道を歩く。