紫苑―君がいてくれたこと―

作者Alice

孤独な少女、紫苑と恋人を亡くした男、ルイ。彼らが一緒に住み始めた時から、世界は回り始めていた―.....。
「紫苑、ありがとう。君がいてくれて。」

「私はなんで生きてるの?」

孤独に暮らしてきた少女。


「あいつのいない世界なんていらない。」

恋人の死に生きる希望を失くした男。



そして、どこか共通点を持つ二人は、やがて、出会う―....。



恋人を亡くした男、宝青(ほうしょう)ルイは、ある日、親に頼まれ、施設に住んでいた孤独な少女、紫苑を引き取る事に。

どこか謎めいたオーラを持つ謎の少女、紫苑。

はたして、そんな紫苑達の結末は―.....??



「紫苑、お前がいてくれて、良かった。」