「あいつの存在はいつだって、わたしに迷惑しか及ぼさない。」不良・変化・ヒーロー・眼鏡少女・真面目・16歳・喧嘩・煙草…などなど。
ついてない。
高校に入学してからというもの
わたしは本当についてない。
何が原因かって
そんな事わかってる。
全ての元凶は、あの男。
何をとっても平均点。
押し付けられたクラス委員長。
そんなわたしの生活を脅かすのは
悪い噂の絶えない不良少年。
「やっぱり、嫌い!大っ嫌い!」
ありきたりでいい。
特別なんて望まない。
平凡なわたしの人生の、
ハッピーエンドを掴み取れ!