「勇輝はね。いつでも勇ましく・勇気を持って輝いていてという意味で名づけたの…。」

「私、この名前嫌い。」

母の痛みも知らず私は平気でそんなことを言っていた。今思えば何でそんなこと声に出してしまったのだろうと不思議で仕方ない20年前の記憶…。